こんにちは。『マジョレットミニカー公式オンラインショップ』担当のスタッフMです。
7月に公開したコラムでは「箱から出す派?出さない派?」「1台を深く楽しむ派?たくさん並べる派?」という、私自身まだ答えの出ていない疑問を、正直に投げかけてみました。
すると公式LINEを通じて、想像していた以上にたくさんの声をいただきました。「Mさん、それはね……」と教えてくださるようなメッセージも、「うちではこう楽しんでいるよ」とご自身のスタイルを教えてくださるメッセージもあって、本当にうれしかったです。ありがとうございました!
今回は、皆さんからいただいた声の一部を紹介しながら、私なりに感じたこと、そしてそこから思い出した小さなエピソードを書いてみようと思います。
「箱から出す?」への、皆さんの答え
まずは、いただいた声の一部をそのままご紹介させてください。
正直にいうと、「2台買う」「3台買う」という発想は、私にはありませんでした。私はずっと、「この1台、箱から出そうかな。やっぱり出さないでおこうかな」と、一台の前で悩んでいたのです。
でも皆さんの声を読んで、「そもそも複数の楽しみ方を持つ、という選択肢もあるんだ」と、素直に驚きました。
一方で、こんな声もありました。
この一言に、なんだかすとんと腑に落ちるものがありました。
教えてもらって、私の中で見えてきたこと
いただいた声を読み返していて気づいたのは、「箱から出すかどうか」で悩む理由は、結局「1台1台に、それぞれの特別感があるからなのかもしれない」ということでした。
だからこそ、出す派の人も出さない派の人も、複数台買う派の人も、それぞれのやり方で"特別感"を大事にしている。悩みの形は違っても、根っこにある気持ちは同じなのかもしれない、と思うようになりました。
その話をしていたら、ふと思い出した顔があった
皆さんのアドバイスを読みながら、ふと思い出した顔がありました。
学生時代にアルバイトをしていたカフェの店長です。
休憩時間になると、決まって雑誌を読んでいました。ランボルギーニやフェラーリの写真を「これ見てくれよ」と嬉しそうに見せてくれた人でした。当時の私は正直、車にはまったく興味がなく、「へえ〜」と生返事をしていた記憶しかありません。
今になって、あの時もう少し話を聞いておけばよかったな、と思うことがあります。
当時の店長がどのモデルを一番好きだったのか、実ははっきり覚えていません。
でも、ランボルギーニのページを開いた時の、ちょっと少年っぽい表情だけは、なぜか覚えています。
"名前は知っているけど、手に取ったことはない"人へ
そんなことを思い出して、今回手に取ってみたのが「ランボルギーニ5ピースギフトパック」です。
店長はきっと、ランボルギーニという名前も、代表的な車種も詳しく知っているはずでした。でも、実際にミニカーとして手に取ったことはあるのかな、とふと思いました。
そう考えたら、「一台だけを選ぶのももちろん素敵だけれど、5台を並べると、同じランボルギーニでもこんなに表情が違うんだと楽しんでもらえるかもしれない」そんなふうに考えたら、少しわくわくしてきました。
ミニカーの魅力を熱く語ろうというより、あの時ちゃんと話を聞かなかった分、今度はこちらから「これ、見てみてください」と渡してみる。私にとっては、そんな小さな恩返しのような気持ちでした。
実際に開けてみました
ギフトパックに入っているのは、こちらの5台です。
- ランボルギーニ ウルス
- ランボルギーニ カウンタック LPi800-4
- ランボルギーニ チェンテナリオ
- ランボルギーニ シアン FKP 37
- ランボルギーニ カウンタック LP400

正直、私は「チェンテナリオ」という名前を初めて知りました。「カウンタック」の無骨さと「チェンテナリオ」の流線型が全然違って、「同じブランドでも、こんなに顔つきが変わるんだ」と単純に面白くなってしまいました。
「カウンタック LPi800-4」と「カウンタック LP400 S 1979」を並べてみました。
同じ「カウンタック」という名前でも、白いLP400 Sは角張ったラインでどこか無骨な雰囲気、赤いLPi800-4は同じシルエットを踏襲しながらも面がなめらかで、ぐっと洗練された印象です。気になって調べてみると、白いLP400 Sは1970年代生まれ、赤いLPi800-4はなんとその約50年後、2021年に登場した記念モデルなのだそうです。約50年の時間差があるのに、並べてみると「ちゃんと同じ車の仲間だ」と感じられる。
デザインの詳しいことはまだ勉強中ですが、長い時間を超えて受け継がれる“らしさ”って、すごいことなんだなと思いました。


「カウンタック」と「シアン」は、実車同様に垂直方向にドアが開くギミックがあり、思わず何度も開け閉めしてしまいました。
以前のコラムで「箱から出す派の楽しさ」を教えていただいたばかりですが、これは確かに、実際に手に取らないと分からない楽しさですね。

並べてみて驚いたのが、「シアン」です。車好きの先輩に聞いたところ、実車は世界限定63台しか作られていないそうで、63というのはランボルギーニの創業年(1963年)にちなんだ数字なのだとか。手のひらの上のこの1台に、そんな背景があるとは思いませんでした。


店長なら、たぶん一番早口になるのは「カウンタック」の話をしているときだろうな、と勝手に想像しています(今度お店に顔を出したときに、聞いてみようと思います)。
誰かへの、ちょっとした贈り物として
前回いただいた声を読んで、「正解は一つじゃない」と教えてもらった気がしています。箱から出すか、何台買うか、それぞれのやり方がある。だったら、誰かに贈るときの気持ちも、そんなに肩肘張らなくていいのかもしれません。
「集める趣味を始めてみて」と大げさに勧めるのではなく、昔好きだったものを思い出すきっかけに。
あるいは、会話のきっかけになる小さな一箱として。
車が好きな家族や友人、昔話を聞いてみたい相手に、ギフトパックを手渡してみるのも素敵かもしれないな、と今回あらためて感じました。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
「私はこうやって箱から出す・出さないを決めています」
「このランボルギーニが好きです」
「誰かにミニカーを贈ったことがあります」
そんなお話があれば、ぜひマジョレット公式LINEでコメントお待ちしております!
ひとつひとつ楽しく読ませていただきます。
